認知症の判断

認知症かな?と思ったら、放っておかずに病院で相談してみることが一番です。病院では、認知症かどうかの診断を行ってくれます。

 

その判断法とは、どのようなものなのでしょうか。

 

意識障害はない

 

脳の障害の中でも、混濁した意識障害などを伴う症状があります。認知症の場合は、このような意識障害はないといわれています。

 

しかし記憶障害や判断力障害が出てくるため、日常生活が満足に行えなくなってくるのです。ものを忘れる、忘れたことを忘れてしまう、計画を立てて物事を行えない、日常的な動作もままならなくなる、歩けなくなるなどの症状が顕著になってきます。

 

声をかければ答える意識がある状態なのに、こうした障害があるのは残念なことです。元気に自活して暮らすためにも、認知症状の進行はできるだけ食い止めたいものです。

 

社会生活に支障をきたす

 

記憶障害が出たり、当たり前に行っていたことができなくなってくると、社会生活にも対人関係にもトラブルが起こりやすくなります。

 

認知症は人それぞれに症状の出方が微妙に違いますが、多くの時間を障害の中で過ごす人がいれば、ふとしたときに認知症の自覚をする人がいます。

 

認知症の自覚によって、さらに落ち込んで進行をすすめてしまう人もいます。ストレスを抱えることで、自分という存在が重くなってしまうのです。

 

うつ病とは別の病気の認知症ですが、認知症からうつ的症状を起こす人も少なくありません。そして段々とやる気をなくしていくことが、寝たきりの生活などにつながり、重度の認知症へと進んでしまうのです。

 

病院で認知症と判断されたら、あきらめてしまうのでなく、適切な治療を行って本人も周囲も力を合わせて頑張っていくようにしましょう。