認知症の介護

認知症になると何もかもわからなくなってしまうと思われがちですが、実は本人自身が全く気づかないというわけではないのです。

 

特に、精神的な要素が認知症の進行に重要な影響をおよぼすといわれています。やる気がなくなったり落ち込んでしまうことで、急激に認知症を進行させてしまう人が多いのは、このようなことが原因になっています。

 

周囲が支えてあげることで、認知症の進行をくいとめることは可能であり、本人の元気にもつながります。介護する人の心得を、紹介しておきましょう。

 

早期の発見を心がける

 

高齢になってきた人は、周囲が見ていて「え!?」と思うような言動を見せるようになってきます。

 

本人も後になって気づくことがあり傷ついていたりしますが、周囲がそれを責めてしまうのはよくありません。

 

それよりも、認知症かもしれないと気づいたら、早めに病院に連れていき、治療を開始したほうが得策です。

 

介護の知識を身ににつける

 

認知症が重くなってくれば、介護保険を使えるようにもなってきます。経済的な負担も治療や精神的な負担も、介護保険を使うか使わないかで大分違ってきます。

 

介護保険の利用を知ることも、認知症に関する知識の一つです。もちろん、認知症そのものの正しい知識も、いろいろなことに役立ちます。

 

本人の病気の負担を軽くしてあげるため、また自分の介護の負担や心配を軽減するためにも、認知症への正しい知識を増やしていくようにしましょう。

 

同じ経験をしている人の知恵を借りることも、良い方法です。相談するだけでも気が楽になることがありますから、独りで悩まずに相談相手を探すことも大切です。認知症になった人、周囲の人、お互いが自分らしい人生を送れるように心がけましょう。