認知症とは

年をとってくると、徐々に体の中の様々な部位にある細胞が死滅し始めます。あるいは細胞の働きが悪くなってくるため、体が弱くなったり機能が低下するのです。

 

脳にもたくさんの細胞がありますから、これらの細胞が衰えてくると記憶や判断力がとぼしくなってきます。認知症というのは、意識障害がなく、記憶障害や判断力に障害が起こり、それが社会生活や対人関係に半年以上影響をおよぼしている状態を指します。

 

うつ病にも似たような症状が起こることがありますが、認知症ではうつ病ではないものをいいます。

 

高齢者の7分の1が認知症

 

高齢化社会といわれていた日本では、あっという間に高齢社会に突入してしまいました。65歳以上の高齢者のうち、7人に1人が認知症として診断されているといわれます。

 

これには予備軍の人は含まれていませんから、近い将来的に確実にさらなる認知症患者が増えることは容易に予測できます。

 

段階を追って進行してくる認知症ですから、予備軍の人も加えれば4人に1人は認知症に似た症状が出ているとも考えられます。

 

予備軍の人が必ずしも認知症になるとは限らないとはいえ、日常生活の些細なことがきっかけであっという間に認知症になってしまう事実もあり、高齢者を囲むご家族にも心配は尽きません。

 

予防も改善も可能

 

認知症は立派に病気として認められている症状ですが、予防も改善もできる病です。本人はもちろん、周囲もあきらめずにケアしていくことで、高齢になっても元気な毎日を送り続けることができます。

 

誰にでもいずれは生命の終わりがやってきますが、それまではできるだけ心身ともに健康に過ごしたいものですね。