実の父親が認知症と診断されました

両親も高齢ですから、当たり前ですけど、私もそれなり以上の年齢。ですんで、両親のどちらかが認知症になるという覚悟みたいなものを、ある程度はしていたものの、実際に認知症と診断されたことのショックは大きすぎました。自分が認知症になったとしたら、もしかすると、その症状を私本人はわからないのかもしれませんが、父親が認知症ですからね。

 

肉親ではありますが、別の個体です。認知症というのは、本人である父のいないところで、母と私と妹の3人が告知を受けたわけですけど、具体的にどんなことをすればいいのか、ということが、わかんないんですね。「子育て」の経験はあるものの、父を子どもみたいに扱うのも変ですから。いくら、歳を経ると幼児化傾向が出るとはいっても、実の父に幼児語を使うのは、ねぇ…。

 

何をすればいいんでしょうか?

 

さて、どうしましょうか、と、母と私と妹とで、考えました。でも、何も考えつきませんでした。だって、認知症と聞いて、具体的な行動が何か、思いつきますか? まるで開き直るようで恐縮ですけど、所詮は素人の私たちが、束になったところで、何もできない気がするんですね。なのに認知症と宣告されても…。

 

それこそ、余命宣告を受けたとすれば、残りの何日間かを楽しく過ごす、なんてことが考えられます。でも、認知症というのは、余命宣告ではありません。死期を知らされたわけではなく、まして、「御家族の方々は、温かく…」みたいなこともいわれていないわけですから、何をしたらいいのか、まったくわかりません。